2010.03.05 毎日新聞
神戸市は4日、新型インフルエンザに感染した市内の小学2年の女児(8)が搬送先の病院で死亡した、と発表した。死因は多臓器不全。女児に基礎疾患はなく、ワクチンは未接種だった。新型インフルエンザによる死亡は市内6例目。
2010.03.03 毎日新聞
新型インフルエンザ流行のピークが過ぎても油断は禁物−。明石市大久保町の神明病院で、「インフルエンザ検定試験」を受検、合格した看護師、職員ら40人が「合格証」を胸に付けて勤務している。検定を通してインフルエンザの歴史や最新の時事データを把握することで、患者の信頼獲得やサービス向上につなげる考えだ。
2010.02.27 日経新聞
全国の保健所の7割が新型インフルエンザの発生に備えて事業継続計画(BCP)を作成していなかったことが26日、厚生労働省研究班のアンケート調査で分かった。新型が発生した後、全体の4割強の保健所は発熱相談などの対応に追われ、通常業務を縮小、中止、延期していた。研究班は「今後、国と連携して対応策を検討する必要がある」と提言している。
2010.02.27 毎日新聞
(福岡県)久留米市は26日、新型インフルエンザに感染し先月、死亡した男性(56)が治療薬タミフルの効きにくい耐性ウイルスに感染していたと発表した。同ウイルス確認例は全国で61、県内で初めて。
2010.02.27 毎日新聞
新型インフルエンザの発生初期段階で、全国の保健所職員が平均で1人当たり計33人の帰国者の健康監視と、計180件の発熱相談に対応していたとの調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめた。渡航歴のある人への厳格な対策が人員不足を招き、結果として国内集団発生への対応が遅れたと総括している。
2010.02.27 毎日新聞
静岡市は26日、市内の新型インフルエンザ患者の男女3人の児童から、タミフル耐性のウイルスを確認したと発表した。いずれも回復し、周囲への感染は確認されていないとしている。県内でタミフル耐性ウイルスを検出したのは昨年12月、死亡した40代女性で1例目を確認して以来。
2010.02.26 毎日新聞
国が承認審査を進めている初の純国産インフルエンザ治療薬「CS−8958」が、強毒性鳥インフルエンザ(H5N1型)に効果のあることを、東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)らが確かめた。26日、米科学誌プロス・パソジェンズに発表した。
2010.02.25 毎日新聞
(埼玉)県疾病対策課は24日、新型インフルエンザに感染した熊谷市に住む男児(5)と上尾市に住む女性(28)から、インフルエンザ治療薬「タミフル」に耐性を持つウイルスが検出されたと発表した。県内では3、4例目。
2010.02.25 朝日新聞
(鳥取)県は、新型インフルエンザに感染した県東部の男児(9)から、抗インフルエンザウイルス薬タミフルが効きにくい新型インフルウイルスが検出されたと発表した。タミフル耐性ウイルスの確認は県内初で、全国では49例目。
2010.02.25 日経新聞
ライオンは外出先でも使える携帯用消毒液を3月3日に発売する。有効成分の「ベンザルコニウム塩化物」を配合。水やタオルを使わなくても、手のひらや指先にすり込むだけで高い殺菌効果を発揮する。新型インフルエンザの発生で衛生意識が高まり、外出先でも気にする人が増えていることに対応した。
2010.02.25 毎日新聞
(熊本)県は24日、新型インフルエンザに感染していた益城町の20代男性が死亡したと発表した。県内で亡くなった感染者は5人目。
2010.02.24 毎日新聞
世界保健機関(WHO)は23日に開いた専門家による緊急委員会で、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)が最悪期を過ぎたとする判断を先送りした。
2010.02.24 朝日新聞
厚生労働省は24日、インフルエンザで休校や学年・学級閉鎖をした保育所や小中高校などが、20日までの1週間に全都道府県で計350施設あったと発表した。大半は新型の豚インフルエンザの患者とみられる。前週の計626施設から大幅に減少した。また、1週間の入院患者も23日までの週で73人(前週111人)に減少した。厚労省の担当者は「昨年11月をピークに国内では減少傾向にあるが、第2波や季節性の流行の可能性もある。引き続き注意して欲しい」と呼びかけている。
2010.02.24 毎日新聞
愛知)県は23日、タミフルに耐性を示す変異した新型インフルエンザのウイルスと、タミフルが効くウイルスの双方に感染した患者を確認したと発表した。混合型の感染確認は県内初で全国では3例目。患者は既に回復した。県は「タミフルが効かなくなるように変異する過程のウイルスに感染した可能性がある」と分析している。
2010.02.24 毎日新聞
(兵庫)県は新型インフルエンザに感染した西宮市の男児(9)の検体から新型インフルエンザの治療薬・タミフルに耐性を持つウイルスが確認されたと発表。周囲への感染は確認されていない。県によると、男児は昨年12月に発熱、インフルエンザA型陽性を示した。治療薬「リレンザ」を処方し回復。県が遺伝子検査で、耐性ウイルスを検出。国立感染症研究所が確認検査を行い、タミフル耐性が確認された。
2010.02.23 朝日新聞
鳥インフルエンザが人の季節性インフルと遺伝子の組み換えを起こすと、哺乳(ほにゅう)類に効率的に感染するだけでなく、重症化しやすいウイルスに変わる恐れがあることが分かった。鳥インフルが、人の間で世界的大流行(パンデミック)を起こす新型インフルになる可能性が引き続き高いようだ。東京大医科学研究所の河岡義裕教授や米ウィスコンシン大の八田正人准教授らの研究で、今週の米科学アカデミー紀要電子版に発表する。
2010.02.21 毎日新聞
愛知県豊橋市のウズラ農家で09年2月に起きた鳥インフルエンザウイルス感染で、農林水産省の調査チームは「感染経路は特定できなかった」などとする最終報告案をまとめた。侵入阻止の難しさを示す一方、飼育ケージ内のウズラを総入れ替え(オールイン・オールアウト)するなどまん延防止策を提言する。27日で発生から1年、同省は月内にも報告を発表する。
2010.02.20 日経新聞
総務省消防庁は20日までに、新型インフルエンザの感染が疑われる患者の救急搬送データを全国の自治体消防本部から直接収集することを決めた。鳥由来など強毒性のウイルスが発生した場合に備え、流行状況をより早く把握できるようにする狙い。オンラインで自動集計できるシステムを3月上旬に導入する。
2010.02.20 毎日新聞
国連の世界保健機関(WHO)は19日、新型インフルエンザの世界的流行がピークを過ぎたかどうかを判断する緊急委員会を、23日午後(日本時間同日深夜)に開くことを明らかにした。結果は翌24日午前11時(同午後7時)に発表する。会議には世界中からメンバー15人が参加する。
2010.02.19 朝日新聞
国立感染症研究所は19日、最新の1週間(2月8〜14日)に全国約5千の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者は、1医療機関あたり2.81人(前週4.26人)と発表した。3週連続で減少し、全都道府県で注意報レベルの10人を下回った。ほとんどが新型の豚インフルとみられる。昨年7月上旬以降、推計患者数は累計約2043万人。
2010.02.19 毎日新聞
世界保健機関(WHO)は18日、新型インフルエンザのウイルスを2010〜11年の北半球のインフルエンザ流行期に備えたワクチンの原料となる「ワクチン株」に推奨することを決めた。同日、フクダ事務局長特別顧問(新型インフルエンザ担当)が発表した。
2010.02.19 日経新聞
新型インフルエンザ対策で、厚生労働省の予防接種部会は19日、今回のように病原性は低いものの感染力が強い場合、国などが接種を受けるよう勧めるとともに、副作用被害の補償額を季節性のインフルエンザより増額する枠組みを創設する提言をまとめた。対象は新型インフルエンザに限定した。同省は予防接種法の改正案として今通常国会に提出する方針。
2010.02.18 朝日新聞
国内のインフルエンザワクチンが今秋、1種類にまとめられる見通しになった。世界保健機関(WHO)が18日、来季のインフルワクチンに新型の豚インフルを組み込むことを推奨すると発表したからだ。今季のように季節性と新型の2種類のワクチンを打つ必要がなくなる。例年約4千万人にものぼる接種希望者の負担が軽くなる。
2010.02.16 日経新聞
富士フイルムホールディングス子会社の富山化学工業はインフルエンザ治療薬について2011年末をメドに米国で承認申請する。患者に薬を投与して効き目を確かめる臨床試験(治験)を開始した。医療用医薬品の最大市場である米国で早期に投入して主力薬への育成を目指す。
2010.02.14 朝日新聞
新型の豚インフルエンザで使用が急増した抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」が生活河川を通じて環境に与える影響を探るため、日本薬剤師会(児玉孝会長)が全国調査を始めた。すでに国内の河川では、下水などから入ったとみられるタミフルの代謝産物が微量ながら確認されている。日本は世界中のタミフルの7割を消費するという推計も過去にあり、環境影響の把握が求められている。
2010.02.12 日経新聞
米保健当局の疾病対策センター(CDC)は12日、新型インフルエンザの米国の感染状況について最新の推計を発表した。2009年4月末から10年1月16日までの約9カ月の累計で、死者数は最大約1万7000人。感染者は最大8400万人と推定した。
2010.02.12 毎日新聞
世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長特別顧問(新型インフルエンザ担当)は11日の記者会見で、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)が最盛期を過ぎたかどうかを検討するため、事務局長の諮問機関である「緊急委員会」の会合を月内に開催する方針を明らかにした。
2010.02.11 朝日新聞
新型インフルエンザの輸入ワクチンの出荷が12日から始まるのを前に、医療関係者約600人を対象にした安全性調査が10日から、国立病院機構の18病院で始まった。接種後の副作用などを調べ、症状や発生頻度を国産ワクチンと比較する。
2010.02.10 朝日新聞
厚生労働省は10日、インフルエンザで休校や学年・学級閉鎖をした学校や保育所などが、6日までの1週間に、全国で計1002施設あったと発表した。前週の1596施設から約4割減った。休んだ生徒、児童数も約9千人で、前週より約5千人少ない。大半は新型の豚インフル患者だとみられる。
2010.02.10 毎日新聞
新型インフルエンザワクチンの接種による副作用被害について、厚生労働省の厚生科学審議会部会は9日、同ワクチンを予防接種法に位置付けたうえで、補償の水準を現行より引き上げることで合意した。厚労省は年度内にまとまる提言を受け、今国会での法改正を目指す。現在の新型ワクチンは予防接種法に基づかない任意接種の扱いで、被害救済は特別措置法により季節性ワクチンの場合と同水準と定められている。
2010.02.09 朝日新聞
インフルエンザ脳症の患者が昨年7月以降、285人にのぼることが国立感染症研究所の調べでわかった。例年の報告数は年間50人前後。新型の豚インフルエンザの流行で、脳症を起こしやすい子どもに感染が広がっていることや、医療現場の関心も高まり、報告する医師が増えている可能性もある。
2010.02.06 毎日新聞
世界保健機関(WHO)が5日発表した新型インフルエンザの感染状況によると、世界で確認された1月31日時点の死者数は少なくとも1万5174人と1万5000人の大台を突破した。1週間前に比べて463人の増加。
2010.02.05 日経新聞
国立感染症研究所は5日、先月31日までの1週間に新たにインフルエンザに感染して医療機関を受診した推計患者数は全国で35万人で、昨年7月からの累計患者数が2000万人を超えたと発表した。ほとんどが新型とみられる。1週間の患者数自体は減少を続けており、厚生労働省は「流行の山は下りつつある」と見ている。
2010.02.03 朝日新聞
厚生労働省は3日、インフルエンザで休校や学年・学級閉鎖をした保育所や小中高校などが、1月30日までの1週間に全都道府県で計1596施設あったと発表した。大半は新型の豚インフル患者とみられる。前週の計2159施設から約3割減った。
2010.02.01 朝日新聞
第一三共は1日、抗インフルエンザウイルス治療薬「CS―8958」の製造販売について、厚生労働省に承認申請手続きを行った、と発表した。A型とB型のインフルエンザに効く成人と小児向けの吸入薬で、2010年度中の発売を目指す。
2010.01.31 日経新聞
日本小児科学会(会長・横田俊平横浜市立大教授)は31日、都内で記者会見を開き、新型インフルエンザに感染し重症肺炎となった子供が29日までに400人に上ったことを明らかにした。同学会新型インフルエンザ対策室長の森島恒雄岡山大教授は「重症肺炎患者のほとんどがウイルス性肺炎とみられる。これだけ肺炎の患者が出たインフルエンザは初めてだ」と話している。
2010.01.30 毎日新聞
厚生労働省は29日、新型インフルエンザのワクチン接種を受けた新潟県内の80代女性が急死し、主治医から「接種との因果関係あり」との報告があったと発表した。ワクチン接種後の死亡は27日までに117件確認されているが、他はすべて「因果関係なし」か「評価不能」で、「関係あり」の報告は初めて。厚労省は専門家に検証を依頼している。
2010.01.27 朝日新聞
厚生労働省は27日、インフルエンザで休校や学年・学級閉鎖をした保育所や小中高校などが、1月23日までの1週間に全都道府県で計2159施設あったと発表した。大半は新型の豚インフル患者とみられる。前週(693施設)の約3倍になった。
2010.01.26 朝日新聞
IHIと創薬ベンチャーのUMNファーマは26日、インフルエンザワクチンの原液を生産する共同出資会社を4月に秋田市に設立すると発表した。2012年に鳥インフルエンザ(H5N1)のワクチンの製造を始める。製造期間を従来の約半年から約2カ月に縮められる手法を、国内で初めて採用する。
2010.01.26 日経新聞
塩野義製薬は26日、点滴方式のインフルエンザ薬「ラピアクタ(一般名ペラミビル)」を27日に発売すると発表した。3月末までの供給量として70万人分を確保し、10億円の売り上げを見込む。
2010.01.25 日経新聞
世界保健機関(WHO)の運営方針を決定する執行理事の尾身茂・自治医大教授は日本経済新聞のインタビューに応じ、新型インフルエンザによる重症者や死者数の増加に歯止めがかかっている理由について「多くの成人が基礎免疫を持っている可能性がある」と語った。ウイルスへの抵抗力が強くなる細胞性の免疫で、感染しても重症化しにくいという。
2010.01.23 毎日新聞
2月初旬から供給できる新型インフルエンザの輸入ワクチンについて、山梨を除く46都道府県は、初回出荷分の購入を希望していないことが分かった。国産ワクチンに余剰があるためで、全国的な輸入ワクチンの使用は当面先になりそうだ。
2010.01.23 朝日新聞
農林水産省は22日、台湾中部の養鶏場で弱毒性の鳥インフルエンザが発生し、台湾からの家禽(かきん)肉などの輸入を停止したと発表した。
2010.01.21 毎日新聞
厚生労働省は20日、新型インフルエンザワクチンの優先接種対象以外の健康な19〜64歳への接種について、35都道府県が今月中からの開始を決めたと発表した。茨城▽埼玉▽東京▽山梨▽滋賀▽京都▽鳥取▽岡山▽広島▽福岡▽沖縄−−の11都府県では19日までに接種が始まっており、大阪、北海道など24道府県も今月中に始める。2月開始は8県、時期未定が4県。
2010.01.20 朝日新聞
農林水産省は20日、山形県北部の養豚場で、新型インフルエンザに感染しているブタが確認されたと発表した。感染したブタが出荷された可能性は低く、仮に出荷されても加熱処理していれば食べても人に感染することはないという。同省によると、養豚場から連絡を受けた県が13日に検査した際、感染の疑いがあることが判明。農研機構動物衛生研究所(茨城県つくば市)で遺伝子解析を実施し、20日に新型インフルエンザであることを確認した。
2010.01.19 日経新聞
世界保健機関(WHO)の今後の運営方針を決める執行理事会が18日に開幕した。WHOのチャン事務局長は冒頭の演説で「新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)は終わっていない」と述べ、各国に引き続き警戒するよう呼び掛けた。また「ウイルスが変異して毒性が強まる恐れがあるため監視を続ける」と表明した。
2010.01.19 朝日新聞
新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)をめぐり、世界保健機関(WHO)は中間総括へ向けて再評価委員会を立ち上げる。18日の執行理事会でチャン事務局長が表明した。各分野の専門家を集め、5月のWHO総会で1回目の報告をさせる。
2010.01.18 朝日新聞
東京都は18日、基礎疾患のない19〜64歳への新型インフルエンザのワクチン接種を予定より約半月早めて始めた。これで健康状態や年齢に関係なく、都内の希望者全員の接種が可能になった。
2010.01.15 朝日新聞
沖縄県は、新型の豚インフルエンザ対策として大学受験浪人生に独自に予定していた国内産ワクチンの接種を急きょ取りやめた。高校3年生への接種を前倒しする自治体があるなか、ワクチンの余剰を予測したうえで「同じ受験生だから」と配慮した計画だったが、厚生労働省が「浪人生は『健康な19〜64歳』に区分され、優先接種対象者に入らない」として、「待った」をかけたためだ。
2010.01.15 朝日新聞
新型の豚インフルエンザのワクチンについて、長妻昭厚生労働相は15日、海外2社の製品を緊急輸入することを認めると発表した。承認審査を簡略化した薬事法上の特例承認を初適用。国内産と合わせて約1億5千万回分(成人換算量)を確保することになり、希望者全員が接種できることになった。これに伴い、接種対象を健康な成人に広げる方針も明らかにした。
2010.01.15 日経新聞
大学入試センター試験が16、17の両日、全国725会場で行われる。今年は新型インフルエンザへの対応が課題で、追試験を例年から1週間ずらし30、31の両日に実施するほか、追試会場も従来の全国2カ所から各都道府県に増やした。
2010.01.14 朝日新聞
新型の豚インフルエンザについて、ワクチン接種を受ける人が国内産と輸入品のいずれかを選べる仕組みを厚生労働省が検討していることが13日、わかった。持病のある人などの優先接種対象者だけでなく、健康な成人もどちらか選べるようにする。
2010.01.13 日経新聞
塩野義製薬は13日、インフルエンザ治療薬「ラピアクタ(一般名ペラミビル)」の製造販売承認を同日付で取得したと発表した。点滴タイプのため、高齢者や重症患者にも投与しやすいことが特徴。厚生労働省が薬価(薬の公定価格)を決めた後に売り出す。月内にも発売する見通しだ。
2010.01.12 日経新聞
国立感染症研究所は12日、12月28日から1月3日までの1週間に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は推計約63万人だったと発表した。前週の約100万人に比べ大幅に減少したが、年末年始をはさみ、大半の医療機関で休診日が多かったことも関連しているとみている。患者の大半は新型インフルエンザとみられる。
2010.01.09 毎日新聞
厚生労働省は8日、新型インフルエンザワクチンの接種後に、呼吸困難や血圧低下に陥る「アナフィラキシー」を起こした例が46件報告されていることを、専門家会議で明らかにした。報告の頻度は10万件当たり0・6件で、一般的な発生率とされる10万件当たり1件より低いことなどから、専門家会議は「重大な懸念はない」と結論付けた。
2010.01.08 日経新聞
国立感染症研究所は7日、12月27日までの1週間に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は推計約100万人だったと発表した。前週から7万人減り、4週連続の減少だが、20歳以上では患者数が再び増加。厚生労働省は「まだ高いレベルの流行が続いている」と警戒している。地域別では沖縄県で小児を中心に患者が再び急増している。
2010.01.08 毎日新聞
北米や欧州を中心に新型インフルエンザのワクチンが余る国が出ていることを受け、世界保健機関(WHO)は余剰分を、なおワクチンが不足している国に回す調整を始めた。
2010.01.08 日経新聞
豚由来の新型インフルエンザウイルスに対する感染のしやすさは年齢によって異なり、小児の感染リスクは20〜30歳代に比べて2.7倍前後になるとの分析結果をオランダなどの国際研究チームがまとめた。逆に高齢者は感染しにくく、60歳以上の感染リスクは20〜30歳代の5分の1以下だった。
2010.01.08 朝日新聞
新型の豚インフルエンザに感染した人からの輸血や採血などの医療行為によって、別の人に二次感染する可能性は低いことが、日本赤十字社や国立感染症研究所の研究でわかった。日赤(本社・東京都)は2009年8〜11月に献血した人のうち、提供後にインフルを発症し、献血時は潜伏期だったと思われる96人の血液を調べた。その結果、いずれもウイルスはみつからず、ウイルスの痕跡を示す遺伝子の断片もなかった。
2010.01.08 毎日新聞
新型インフルエンザが人に感染するかどうかを左右するウイルスの構造が、スペイン風邪など20世紀前半に流行したウイルスと同じだったことが、科学技術振興機構の西浦博・さきがけ研究員らの研究で分かった。新型ウイルスでは高齢者に感染者が少ないことが知られているが、その原因の一つが解明されたことになる。また、日本で1人の感染者から広がるのは1・21〜1・35人で、感染力は季節性インフルエンザと同じか弱いことも判明した。7日付の英医学誌2誌に発表した。
2010.01.06 朝日新聞
厚生労働省は6日、インフルエンザで休校や学年・学級閉鎖をした保育所や小中高校などが、昨年12月26日までの1週間に全都道府県で計2553施設あったと発表した。大半は新型の豚インフル患者とみられる。冬休みの影響もあるとみられるが、前週の計7122施設から大幅に減った。過去最多を記録した昨年10月25〜31日(1万7822施設)の14%になっている。
2010.01.05 朝日新聞
世界保健機関(WHO)で新型インフルエンザを担当するケイジ・フクダ事務局長特別顧問は4日、朝日新聞との単独インタビューに応じた。昨年6月に宣言した世界的大流行(パンデミック)がいつまで続くかについて「まだ見通せない」と述べ、長期化するとの見方を示した。
2009.12.30 朝日新聞
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は29日、ジュネーブで記者会見し、新型インフルエンザの世界的な大流行(パンデミック)について「終息宣言は時期尚早。半年から1年間、事態の推移を監視し続ける必要がある」と述べた。チャン氏は、北半球の大半で感染のピークは過ぎたとしたが、感染拡大が続く地域もあり、注意を促した。
2009.12.29 毎日新聞
厚生労働省は28日、新型インフルエンザワクチンの接種後に死亡した人が100人を超えたと発表した。25日現在、医療機関から1899件の副作用報告があり、入院相当以上の重篤が294件、死亡が103件含まれていた。この間の推計接種者は1492万人で、死亡の報告頻度は0・0007%だった。死亡者のうち80人が70歳以上で、持病を持つ優先接種対象者だった。
2009.12.28 朝日新聞
厚生労働省は28日、最新の1週間(12月14〜20日)に全国約5千カ所の医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関あたり22.44(前週27.39)人だったと発表した。ほとんどが新型の豚インフルとみられ、3週連続の減少となった。
2009.12.27 朝日新聞
新型の豚インフルエンザのワクチンについて、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の医薬品部会(吉田茂昭・部会長)は26日、海外2社の製品を輸入するため、「条件つきで特例承認してもさしつかえない」という意見をまとめた。今後、来年1月にも上部の審議会薬事分科会で議論したうえで、厚労相が最終的に判断する。
2009.12.26 毎日新聞
厚生労働省は、全額自己負担が原則の新型インフルエンザワクチン接種を、予防接種法に基づく公費負担に改める検討を始めた。25日に新設した厚生科学審議会の予防接種部会で専門家に諮り、来年の通常国会での法改正を目指す。同じく原則自己負担の水痘(水ぼうそう)、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、肺炎球菌などのワクチンの扱いも議論する。
2009.12.25 毎日新聞
新型インフルエンザの流行で休校や学級閉鎖に追い込まれた学校が、不足分の授業をどのように取り戻すか苦慮している。学級閉鎖を繰り返して20日近く休んだケースもあり、冬休み短縮という「奥の手」を使う学校も珍しくない。
2009.12.24 朝日新聞
厚生労働省は24日、インフルエンザで休校や学年・学級閉鎖をした保育所や小中高校などが、19日までの1週間に全都道府県で計7122施設あったと発表した。大半は新型の豚インフル患者とみられる。過去最多を記録した10月25〜31日の1週間(1万7822施設)に比べ、4割まで減った。
2009.12.24 日経新聞
米製薬大手が肺炎などの原因細菌となる肺炎球菌に効果があるワクチンの日本向け供給を拡大する。新型インフルエンザの流行に伴い、免疫力の低下で患者が肺炎などの感染症になる例が増えているため。メルクは2010年のワクチンの輸入量を09年の2倍以上に増やし、ファイザーは今後発売を目指す乳幼児向けワクチンを成人にも使えるように10年中に承認を申請する。供給体制を整え、インフルエンザの重症化防止に役立てる。
2009.12.24 朝日新聞
新型の豚インフルエンザがペットの犬に感染した例が米ニューヨーク近郊で見つかった。犬の感染例は米国初とみられている。米獣医学協会が21日、発表した。
2009.12.24 朝日新聞
人に感染すると6割近くという高い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)について、人の間で感染しやすい特徴を持つ種類があるらしいことがわかった。H5N1の感染は、現状ではウイルスを持つ鳥と濃厚に接触した人などに限られているが、人から人に感染しやすくなれば、世界的な大流行(パンデミック)を起こす恐れがある。日本と中国の研究者が24日、米専門誌(電子版)に発表する。
2009.12.22 朝日新聞
人の感染で6割近くという高い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)に対して、国産の新しいインフル薬は死亡を防ぐ効果の高いことが、東京大医科学研究所の河岡義裕教授らによる動物実験でわかった。今週の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。
2009.12.20 朝日新聞
新型インフルエンザの流行に備えて大量のワクチンを確保した欧州主要国で、ワクチンがだぶついている。接種率が極めて低いためだ。ワクチンの有効期限は1年のため、最悪の場合、廃棄せざるを得ない。先ごろまでのワクチン争奪戦から一転して、売却先を探す動きが加速している。
2009.12.18 日経新聞
中外製薬はインフルエンザ治療薬「タミフル」について、1歳以上の幼児からウイルス感染症の予防に使えるように18日付で承認を取得したと発表した。従来は13歳以上でなければ予防用に使えなかった。持病を抱えるなどで感染による重症化の危険が高い子供のリスク軽減に役立てる。
2009.12.18 日経新聞
世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長特別顧問は17日の記者会見で「新型インフルエンザの世界の死者数が1万人を突破した」と語った。6日時点の死者数は9596人で、最新の実数は18日に発表する予定。ただ、WHOはすべてを把握できておらず、フクダ氏は実際の死者数は1万人を大きく上回っている可能性が高いとの見方を示した。
2009.12.18 朝日新聞
国立感染症研究所は18日、最新の1週間(7〜13日)に全国約5千カ所の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者が、1医療機関あたり27.39(前週31.82)人だったと発表した。2週連続の減少。10月下旬の週から「警報レベル」の30人を超える状態が続いていたが、初めて下回った。同研究所は「流行のピークを過ぎつつある」としている。
2009.12.18 朝日新聞
厚生労働省は18日、点滴する注射薬の抗インフルエンザ薬「ペラミビル」(商品名ラピアクタ、塩野義製薬、本社・大阪市)について、26日に開く薬事・食品衛生審議会部会にかけることを明らかにした。順調に審議が進めば、1月中にも、世界に先駆けて承認される見通しだという
2009.12.17 朝日新聞
東京都教育委員会は17日、新型インフルエンザの流行を受け、来春の都立高校入試で欠席者が多かった高校で追試験を行うことを決めた。都立高校入試で追試験を行うのは初めて。
2009.12.17 毎日新聞
厚生労働省は16日、中高生(13〜18歳)に対する新型インフルエンザワクチンの接種回数を「当面2回」から「1回」に改めると発表した。同日報告された中高生約100人を対象にした臨床試験で、1回の接種で国際基準を満たす効果が確認されたため、専門家の意見を聞いて変更した。
2009.12.16 朝日新聞
入学試験を控えた中学3年生と高校3年生に、新型の豚インフルエンザのワクチン接種を前倒しする地方自治体が出始めた。15日までに少なくとも計6県が決めた。感染すると重症になるおそれがあり、より優先順位の高い幼児や小学生らにワクチンが十分に行き渡るめどが立たず、受験生の前倒しに踏み切れない自治体もある。
2009.12.16 朝日新聞
季節性インフルエンザの流行期を迎え、各地の医療機関が「新型の豚インフルエンザとの区別ができなくなる」と頭を悩ませている。簡易検査キットでは新型も季節性も同じ「A型」と出るため判別できず、すでに新型に感染した可能性のある人にまで、貴重な新型ワクチンの接種を勧めることになるからだ。
2009.12.16 日経新聞
政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)は15日、ワクチンの優先接種の対象者となっていなかった健康な大人について接種を認めることを決めた。一部の優先対象者の接種回数が2回から1回となるなど優先対象者以外も接種可能と判断した。実際の接種開始時期は未定だが、希望者全員が接種を受けられるようになる。
2009.12.15 朝日新聞
新型インフルエンザの流行を受けて、製薬業界が感染症を予防するワクチンの開発や生産に本腰を入れ出した。副作用問題による需要低迷で国内の一部製薬会社は一時、ワクチン事業を縮小・撤退した。新型インフルのワクチンも多くを輸入に依存するなど海外勢に後れを取っており、国産ワクチンの安定供給を目指す。
2009.12.14 毎日新聞
厚生労働省は13日開いた新型インフルエンザワクチンの副作用に関する専門家検討会で、接種後に死亡した事例が10日までに70件報告されたことを明らかにした。ただし副作用により死亡したケースはなかったとして、検討会はワクチン使用の継続を決めたが、一部については接種が基礎疾患の悪化を招いた可能性が指摘された。
2009.12.13 朝日新聞
新型インフルエンザのウイルスがヒトに感染する仕組みを逆手に取り、従来の10万倍以上の感度でウイルスを検出できる手法を、鹿児島大の隅田(すだ)泰生(やすお)教授らの研究グループが開発した。発症前でも感染を確認でき、早期治療で重症化を防げると期待されている。近く、検査機器の試験運用を兵庫医科大で始める方針。
2009.12.12 日経新聞
世界保健機関(WHO)は11日発表した新型インフルエンザの最新分析で「北米と欧州のかなりの部分で感染はピークを過ぎた」との判断を示した。欧米ではワクチンの接種も本格化しており、このまま第1波が終息する可能性が出てきた。
2009.12.11 朝日新聞
新型の豚インフルエンザに感染した中高生らの約2割で症状がなかったことが、5月に集団感染があった私立関西大倉中学・高校(大阪府茨木市)の生徒らの抗体検査で分かった。府立公衆衛生研究所が11日発表した。軽い症状だった生徒も3割強おり、国内全体の感染者は報告数を大きく上回るとみられる。
2009.12.11 朝日新聞
米疾病対策センター(CDC)のフリーデン所長は10日の記者会見で、米国での新型の豚インフルエンザの死者が約1万人に達したと発表した。高齢者の死亡が多い季節性インフルエンザと異なり、死者のうち17歳までの子どもが約1100人、18〜64歳が7500人を占めた。
2009.12.11 朝日新聞
新型インフルエンザ患者のなかで、大半を占めていた5〜19歳の割合が減る一方、0〜4歳の乳幼児、20〜30代中心の成年層の割合が増えていることが11日、国立感染症研究所の発表で分かった。
2009.12.10 日経新聞
国立感染症研究所が定点観測する全国5000の医療機関から報告を受けたインフルエンザ患者数が、6日までの1週間で1機関当たり約31人となり、前週から大幅に減少したことが10日、分かった。患者のほとんどは新型とみられ、流行が本格化した今年8月以降、患者数が大幅に減ったのは初めて。
2009.12.10 毎日新聞
厚生労働省は9日、新型インフルエンザワクチン接種後の副作用報告で、初めて10代の死亡例があったことを明らかにした。死亡報告は8日までに64件あり、未成年は初めて。死亡したのは山口県内の男性で、免疫機能が自身の組織などを攻撃する自己免疫性疾患などの持病があった。11月27日にワクチン接種を受けた際に腹痛とだるさを訴え、4日後に勤務先から体調不良で帰宅した後、嘔吐(おうと)して死亡しているのが見つかった。死因は調査中。
2009.12.10 朝日新聞
宮崎市は10日、市内の男性(51)が新型インフルエンザで死亡した、と発表した。男性は慢性呼吸不全などの基礎疾患があったため、11月25日にワクチンを接種していた。市は「ワクチンによる抗体ができるには約4週間は必要なため、効果が十分に得られる前に感染したと思われる」としている。
2009.12.09 日経新聞
厚生労働省は9日、インフルエンザが原因で今月5日までの1週間に休校や学年・学級閉鎖などの措置を取った小中学校や高校、保育所、幼稚園などは1万2962施設だったと発表した。ほとんど新型によるもので、前週から2割弱減少した。厚労省は「主に関東、関西で減少が進んでいる」と分析している。
2009.12.09 毎日新聞
日本が輸入予定の新型インフルエンザワクチンを、カナダ政府が副作用の懸念から一部を使用停止した問題で、厚生労働省の現地調査チームは8日、「品質に問題ないことを確認した」と発表した。
2009.12.09 朝日新聞
8日発行の英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)は、抗インフルエンザウイルス薬タミフルは、軽症の人が肺炎など合併症を起こさないようにする効果に疑問があるとする国際チームの論文を掲載した。
2009.12.09 朝日新聞
朝鮮中央通信は9日、北朝鮮国内で新型インフルエンザの発生を確認したと初めて伝えた。北朝鮮保健省が、平壌と中朝国境に近い新義州で計9人の感染者の発生を確認した。感染拡大を防ぐため、検疫体制の強化を急ぐという。
2009.12.08 日経新聞
ダイキン工業は8日、ベトナム国立衛生疫学研究所などと共同で空気清浄機のフィルターに使っている抗体が新型インフルエンザウイルスの活動を抑制することを実証したと発表した。強毒性の鳥インフルエンザウイルスを抑制する効果もあるという。
2009.12.08 日経新聞
新型インフルエンザワクチン接種用に国が用意した「大型容器」に、接種を受け持つ医療現場が振り回されている。生産効率優先で容量を季節性の10倍の10ミリリットルとした結果、子供なら1度に約50人分もの接種を終える必要に迫られているためだ。開封後は保存がきかず、診療所や自治体からの“悲鳴”を受けた国は来年から季節性と同じ小型容器に統一する。
2009.12.06 朝日新聞
京都市は6日、新型インフルエンザに感染した同市内の男性(74)が5日に死亡したと発表した。新型インフルエンザによる死亡は、疑い例も含め全国で100例目。男性は悪性リンパ腫や糖尿病の持病があった。11月16日に新型インフルエンザのワクチンを接種していたという。